夫が家で唐揚げを揚げはじめた話

我が家では週末は夫がご飯作りをします。
私は料理が面倒くさくて仕方がないのですが、彼はどうやら好きらしいのです。
毎週末クックパッドを開いて何か作ってくれます。

それでも、さすがに揚げ物は家でやったことがありませんでした。
揚げ物なんて油の片づけが大変そうだし、面倒くさくて難しそうなので
買ってくるか外で食べることにしよう、と言うのが結婚して7年間の我が家の取り決めでした。

しかし、その約束を破り、ついに、

夫が唐揚げを家で作ってしまったのです…

唐揚げを頬張りながら死にたい、という唐揚げ好きの夫は、
フィリピンでなかなか美味しい唐揚げに出会えないことに不満を持っていました。

ある日、「○○さんは家で天ぷらを揚げるんだって。えらいねえ。
コンビニにあるような温度調節を機械でやってくれるフライヤーが家にあったよ。」
と妻が言うのを聞いた夫。

フライヤーなる便利なものがあるのか!と気づいた彼は
待ちに待った週末、いそいそと電器屋さんに赴き、3050ペソのフライヤーを購入、
油と鶏も買ってきてキッチンでゴソゴソ。

娘とテレビを見ていたら食卓に唐揚げが並んでいました。

揚げたての唐揚げはとても美味しかったです。

どうやって作ったか聞くと、
「鶏肉に醤油やお酒を漬け込んで、片栗粉をまぶしてうんたらかんたら」と
とっても面倒くさそうな工程を教えてくれました。
私がフライヤーに触れることは恐らくないでしょう。

自分の夫ながら、本当に偉いなあと思います。

ところで、こういった夫の素晴らしさを実家の母に伝えると

「アンタももっとちゃんとご飯作って
きちんと旦那さんのお世話をしなさい」

と言う風に何故か私が怒られます。(だからもう言わない)

でも、私が嫌々料理してもだいたいあんまり美味しくないし、
私は全然楽しくありません。

そもそも
世の中は得意な人が得意なことをやって回るようにできているのです。
無理は禁物です。

そして、作ってあげたのをヘラヘラ笑って食べている妻を見るのが
夫の喜びかもしれないじゃないですか。

一応念のため、夫は妻にどうあってほしいかと聞くと
「楽しくしていてほしい」と言っていました。

ですから、私は愛する夫のため
好きな語学の勉強をしたり、発信活動をしたり、友人たちとの社交をしたりして
最大限楽しく過ごしているのです。

私はとても幸せです。たぶん夫も幸せです。

今日も楽しい一日を。

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